文法

Ihr sollt ein Segen sein.
これは、ローマ法王の言葉の一部ですが、2人称複数代名詞Ihrとein Segenの数が一致していないと思うのですが。



☆難しい質問です。
この場合のeinは不定冠詞の用法の中の「数の概念をもたない名詞(抽象名詞・物質名詞・固有名詞)につけて普通名詞化する」という働きに相当すると考えられます。
例:Dummheit(愚かさ)→eine Dummheit(愚かな言動)
  Hilfe(手助け)  →eine Hilfe(手伝い人)

次に問題になるのがihrとein Segenの数の不一致なのですが、このeinを上で述べた様な用法で用いているとすると普通名詞化する単なる道具と考えるとよいのではと思います。
つまりこの場合は数の一致は考慮に入れてなくてよいと思います。

直訳すれば
「あなたたちは祝福される者であるべきだ。」
意訳して
「あなたたちに神の祝福がありますように。」


接続法というのがよくわかりません。


☆丁寧な表現によく出てきます。

接続法、英語に仮定法というのがありました。仮定法現在と仮定法過去、英語ではsubjunctive-mode です。覚えてますか。これがドイツ語の接続法のなれの果てなんです。仮定や願望をあらわす時に英語では妙に過去形や現在完了形を使いますね。
If I had enough money, I could buy me a Mercedes.
仮定法過去。現在の願望です。お金があったらメルセデスを買うのになー。これと同じと思えば分かると思います。つまり「○○を下さい」というのは事実を述べる文章ではないのです。事実を述べる文章は直接法と呼ばれます。そこでドイツ語では接続法第二式(第一式もあるんです)を日常使います。hätte を見て下さい。過去形です。英語の仮定法が過去形を使うのと同じです。

Could you please give me a ticket.
could は過去ですが英語でも丁寧に言う時の表現です。That would be fine. のように過去形would を使います。
ドイツ語も同じだと思います。Das wäre alles. となるようです。Das ist alles. よりも柔らかい。

第一式は彼はこう言っているという時(間接話法)に使います。新聞を見るといっぱい出てきます。


Ich hätte gern --- は文法上は「接続法2式」ですが、単に「〜をください」という場合の丁寧な固定表現だと覚えてしまうとわかりやすいと思います。
Ich möchte zurückzahlen.
このmöchteも実はmoegenの「接続法2式」なんですよ〜。おそらく自然に使っていらっしゃいますよね、ich möchte, wir möchten。それと同じで、möchteを使うほかに、ich hätte gern, wir hätten gernという言い方もあると覚えてしまうのはいかがでしょうか。

Ich hätte gern einen Rotwein. 「赤ワインを欲しいのですが。」
Ich hätte gern zwei Fahrkarten nach Hamburg. 「ハンブルクへの乗車券を2枚欲しいのですが」

などなど・・・。日本語にすると、上で訳したような多少弱めな文章になって、丁寧な表現になります。きっと周りからも聞こえてくるはずですから、肉屋やチーズ屋、パン屋などでドイツ人の言葉に耳をすませてください。

それから接続法第一式。これは例えば、ある男性が「dieser Wein schmeckt gut.(このワインはおいしい)」と言ったとします。それを表すのに、間接話法の接続法第一式を使うと、
Der Mann sagt, dieser Wein schmecke gut.
となります。「あの男は、このワインがおいしいと言ったよ」、これが接続法1式と呼ばれるもので、この場合schmecke と語尾変化がeになるのが特徴です。別に接続法を使わずとも、
Der Mann sagt, dass dieser Wein gut schmeckt.「あの男は言う、このワインがおいしいと」
とも言えますが。
es ist zu spät といった女性については、
Die Frau sagt,es sei zu spät.
となって、ist がsei に変化するのですが、このsei は接続法1式以外には使われないので、この言葉が出てくると接続法1式だと区別できます。

接続法1式はほとんど文章でしか使いません(話し言葉ではわざわざ接続法1式を使わずとも、他のやり方で言い表せるからです)。ご安心くださいね。


英語で言う、Becauseがドイツ語ではweildennがありますよね?
この二つの使い分けがぜんぜんわかっちゃいなくて、どういうときにどちらを使えばいいのか、分かりません。


☆weil とかdaは従属接続詞で、因果関係のある副文を主文とつなぐ役割がある。daは、副文の内容が周知のことで(たとえば、
Der Laden ist geschlossen,da heute Sonntag ist.とか)
weilは、話し手がはっきり理由付けをしたいとき使って、副文の内容が聞き手にとって新しい情報であることが多い(Er kann heute nicht kommenn,weil er krank ist.)、また、warumで始まる疑問文や、deshalb,darumなどが先行文にあったらweilを使う。
dennは並列接続詞だから主文と主文をつなぐ、意味的には、先行分の内容をあとで補足説明するとき使う。だから、2文にあまり緊密な因果関係はなくてもよい。
Ich mache Licht, denn es ist inzwischen dunkel geworden.
(私は、明かりを灯す、というのも、そうこうするうち暗くなっていたから。)
denn以下も主文だから、動詞の位置が後置されませんね。
で、です。説明はよくわかるんです。でも私にとっては、denn以下もweil以下と同じくらい因果関係があるように感じるんですよ。これ以外にも2〜3の例文がありましたが、やはり、そう。結局、warum で聞かれたらweilで答える、dennは動詞の位置を倒置しないとだけ覚え、自分ではbecause風に言いたい時は全部weilを使っています(あとはwegen+2格とか)。
何か、すっきりするような例文をあげていただくと、ほんとに助かります。お願いいたします。


☆そうそう。。
文法書を読んでも今ひとつぴんと来ないんですよね。
weil,denn以外にdeshalb(なぜならば)がどうして、weilと組み合わせて使うことがあるのかも私には理解できていません。
deshalbだけで充分、なぜならばという意味があるのだから、それだけで意味通じるではないか。と思ってしまいます。

daも難しいです。
そこに
だから・・・
そのとき
って、英語でいうとthere, because(as,therefor),when
とかけ離れたものが同じ単語で使われているので、
いつもどの意味に相当するのか悩みまくりです。
(単文だったら、「そこに」で悩まなくても大丈夫なケースが おおいんですけどね)

たしかに
da heute Sonntag ist
denn es ist inzwischen dunkel geworden
私もこっちのほうが重要性が少ない、多い、というのは判断つきません。(笑) どちらも同じような感じの文にしか見えないです。

> 結局、warum で聞かれたらweilで答える、
> dennは動詞の位置を倒置しないとだけ覚え、
> 自分ではbecause風に言いたい時は全部weilを使っています
>(あとはwegen+2格とか)。

なるほど。そういう風におぼえるんですね。


☆dennとweilの違い、

Er bleibt zu Hause, denn er ist krank.

Er bleibt zu Hause, weil er krank ist.

ってことですか?それで書き換え可能?



☆私がドイツ語を習っているドイツ人の先生に尋ねたところでは、dennとweilのニュアンス的な違いは特にないとのこと。
そして、da は文語なので話し言葉では使わないと言われました。


子供向けの本に書いてある"Rate einmal, wohin ich gehe!"のRateを辞書で調べてもわかりません。


☆命令文です。

"Rate einmal,      「ちょっとあててごらんよ!、」
wohin ich gehe!"    「僕がどこに行くのか」

「あてて」は推測の意味の「あてる」。
これは命令文で、rateは動詞「raten」が命令形になった形です。命令文にeinmalが入ると、話者の気持ちとして「ちょっと、まぁ、・・・してごらんよ」の意味になります。
wohinはこの場合関係代名詞(英語ならこの部分がwhere I will goで、このwhereの役割と同じ)です。
続くrief der kleine Bärは、rufenを呼ぶという意味に取るよりは「大声で言う」だと日本語らしくなるのではないでしょうか。

>einmalに関連して "Sag mal!"と言うと、「言ってみて!」という意味になります。


「ガー ニヒツ」ってどういうことですか?


gar nicht、「まったく〜でない」とか「全然〜ない」という、否定の強調です。
辞書には「gar」のところに出ていると思います。


gar nichts. の場合は 全然何も無いで、物、事、人等が無いと いう意味になります。nichts は名詞でしょうか。


《参考:否定文の微妙な違い》

>Schröder habe nichts gehalten.
>Schröder habe gar nicht gehalten.
>Schröder habe nie gehalten.

一文目は、nichts gehalten.、この場合、「(たくさんしたはずの公約を)『ただの一つも』守っていない」
二文目は、gar nicht gehalten.、これは「(たくさんの公約を)守っていない!(結果的には守れなかったことには違いはないが、もしかすると守ろうとはした形跡があるかもしれない可能性も含む)」
三文目は、 nie gehalten.、「(公約を)今までも守ってこなかったし、今も守っていない(過去と現在に言及)」

ちなみにnicht gehaltenなら、単純に「約束を守らなかった」という、その守らなかった事実だけについてをいう言い方で、これにgarがつくと2文目と同じ、「(絶対にその約束を守るって言ったのに)守らなかった!!」と強調されます。



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