出産レポート  その2

妊娠)
(病院探し)
(出産)
(産後)
  
妊娠)
私の場合、赴任とほぼ同時に妊娠しました。
ドイツでは産むのは病院、検診をうけるのは医師の診療所と
聞いていました。
とにかく、産婦人科医を探さなければ。という状態でしたが、
当時、ドイツに来たばかりだったため、ドイツ語はまるでわからず、
英語なら多少なんとか(とはいえ、医療現場でも難なくというわけではない)
なるかと思い、英語を話せるお医者さんを探す事が必須でした。
電話帳をみても何がかいてあるのかさっぱり(それぐらいドイツ語が
わけわかっていなかった)だったので、主人の会社(英語が公用語)の人事に
英語が通じる会社のリストをもらいました。
その中から数件、自宅から通うのに便のよさそうなところを選びました。

そして電話してみる。

何やら看護婦さんか、受付の方がでるが、必死に英語で話して良いか?と
たずねると、先方ではごちょごちょしていた。
そして、英語がぺらぺらのドクターらしき人が電話に応対してくれた。
すると私が探しているその医師(もう名前は忘れたが)はここにはいないと言う。

しかし、聞くところによると、そこはまた別の医師が産婦人科の診療所を
開いているようである。
今日はもうだめなので、明日の昼に来るように予約を言い渡された。

あった事もない、評判も聞いた事も、信用も一切わからない、電話で話した
だけの医師だったので、少し心配だった。
けれども私は、これ以上またわからないドイツ語で別の医師をさがして、
やりとりをするより、この医師との英語のやりとりがなんとか成立しているので、
これ以上探すのが(っていっても最初の1件目であったが)面倒臭かったこともあり、
もう、ここでいいや。とした。

そして翌日、英語が話せる主人を通訳代り兼上の子のお守役としてつれて
指定された時刻にその医師を尋ねた。
ドイツの病院ではあまり待合室でまつことはなかった。
日本の産婦人科では、検診してもらうのに、半日仕事である。評判の良い
医師ならばなおさらである。妊婦の身ではその待合室待機2時間、3時間というのが
とても辛かった。
しかし、ここはせいぜい待ったとしても30分が長い方である。
すばらしい。

まず医師との問診。
妊娠したようだ、と伝え、ありきたりの例のやりとりがある。
血液検査が(血液型をしらべるらしい)必要で、それと、
あとは妊娠検査。
ウルトラシャールという(日本では超音波検査)もので、
お腹の上から、なにやらぐりぐり器具をおしあてて、
赤ちゃんを探す。
ほら、ここ。と見せてくれた。

いわゆる内診はなかった。ホッ。。
4週間後また予約をしてくださいといわれた。

ムッターパスという日本で言う母子手帳をここでくれると
聞いていたので、受付で聞いてみる。
すると次回に用意すると言われた。

いったいどのタイミングで出産するための病院にアクセスしたらよいのか、
まるでわからない。
医師に聞いても、いまひとつ要領を得ない。
医師推薦の(癒着している?提携している?)病院があるのかと思い、
どこの病院が良いか?と聞いてもどこでも好きなところでOKと言われた。
なんだかぜんぜん要領をえなくて、こちらが心配になって、いろいろ聞いても、すべて答えは
ノープロブレムで返されてしまう。いいのだろうか。とすごく心配になってくる。

そうしながらも1ヶ月づつの検診がつづく。

いったいいつのタイミングで、出産しなければならない病院を選んで、なにか申し込みなどをしなければ
ならないのかが、わからない。


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