出産レポート  その1

病院名 KRANKENHAUS MUENCHEN NEUPERLACH
出産前後の
コース
・出産準備教室(24週から)   
・お産が軽くなる針(36週から)
・ベビーマッサージ
・ママ&ベビーのおしゃべり会(育児相談会)
*この中で針のコースに参加しました。2回受けたところで出産になってしまったし、針のおかげで実際お産が軽くなったかは不明ですが、とにかく私は安産でした。

 日本の鍼灸師さんと同じような針でよく婦人科のつぼといわれるようなところ(ひざから下のいくつかのつぼ)に刺すのですが、つぼの見つけ方はかなりいいかげんでした。

自分と出産時期がほとんど一緒のドイツ人のいろいろな妊婦さんが観察できて面白かったです。

 *その他に入院中に、骨盤引き締め体操のようなコースも希望者は受けられました。
 結構ためになりました。
入院の
持ち物
(日本のように事細かな指定はないので、自分で考えて持っていく)
 Tシャツ(肌着)、生理用下着、授乳用ブラジャー、
パジャマもしくはスエット、時計、ティッシュボックス、
洗面用具、シャンプー、石鹸、バスタオル、ハンドタオル、
筆記用具、和独&独和辞書、スリッパorサンダル、
退院用衣類、退院用ベビー衣類、ボルビック、カメラ、
ビデオ
*お産の際に汚れたり、前後は異常に汗をかいたりするので換えのTシャツは多めに持っていくといいと思います。生理用の下着は日本製がベストです。
ただし日本のように前開きなど出産用のものでなくて大丈夫です。パットは病院のほうで準備されます。

私の入院していた病院だけかもしれませんが、しつこくブラジャーをしているように指導されました。

パジャマの場合廊下に出るときはみんなガウンを着ていました。なのでスウェット(ユニクロの部屋着のような)などの方がいいのではないでしょうか?

 *カメラ、ビデオはご主人の担当でもいいのですが、いないときに限ってシャッターチャンスがあったりするので、カメラくらいは最初から常に携帯しておくといいと思います。

 *退院用の衣類はあとからもってきてもらってもいいけれど、産前のタイトなものがすぐに入るとは限らないので、結構ラフなゆったりしたものを用意しておくといいと思います。

 *炭酸水は飲み放題でしたが、苦手な人はミネラルウォーターの持参をお勧めします。
 *携帯はもちろん使えませんが、プリペイド式のレンタル電話を利用することができます。


その他


*出産を担当するヘバメ(助産婦)、入院中の管理をしてくれるナース、ベビーの世話をしてくれるナース(ヘバメ)はすべて分業で、重なることはありませんでした。
 
*大きな総合病院なので、出産のときに担当のドクターがいるとは限らないのですが(特に深夜早朝休日)プライベート保険だとチーフドクターが担当となるようです。
 どのドクターも親切でした。
 
*日本のように、毎日体重測定や内診があるわけではなく、普段は問診のみでした。
  そのときに不安なことやつらいことなどをはっきり言わないと、何の対応もしてもらえません。退院の日に超音波と内診で子宮の状態を診てもらえました。
 
*ベビーは24時間部屋において置くことも、預けておいて授乳のときだけつれてくることも、夜だけ預けることもできました。
 夜もベビーがなくと連れてきてくれて、1時間後とか指定するとむかえに来てくれるのでとても楽でした。
 
*最も戸惑ったのは、ベビーの着ている服でした。誕生直後から足つきの肩ボタンのロンパースを着せられていました。
  しかもその下は背中で打ちあわせる下着とかぶりものシャツです。オムツを換えるのも大変でした。
 
*おっぱいのトラブルやお風呂の入れ方も教えて欲しい時ははっきり言わないと、向こうからは教えてもらえません。とにかく「こちらから聞く」ことです。
 
*食事はドイツ風なので「おいしいか?」といわれると答えに困りますが、昼夜はメニューも選べて一応考えられたものが出されていました。
  朝食もパンと飲み物のほかに、廊下に果物、ヨーグルト、チーズハムなどが並び好きなものを好きなだけとることができました。

*部屋はすべて二人部屋でしたが、ナースはほとんどドイツ語しか通じず、隣のベットの人によく助けてもらいました。
  相手にもよると思いますが、私の場合ひとり部屋だったらわからない事がたくさんあったと思います。

*2日で追い出されるという事はなく、「いつ退院したいか?」と聞かれ、希望の日に退院できました。
  また、おっぱいトラブルや産後うつなど困ったことがあったらいつでも来てよいとこのことで、そう聞くだけで安心できました。



お産のときにされる検査や手当て、お産そのものの流れは日本の病院と大差はないので、
日本の妊婦雑誌などでその流れを頭の中に入れておくと、
言葉がよくわからなくてもなにを言われているか想像できたり、次に自分がどうしたらよいのか、
どうなるのか心の準備ができたりするのでいいのではないでしょうか?

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